血のように。 2011-12-30 詩 蕾が開きかけている。綺麗で可愛い、真っ赤な蕾。されどその花は、毒花だった。育てるべきか、摘み取るべきか、憂いを滲ませ悩んでいる。小さな小さなその蕾に、紛う事無き命を感じるからだ。果たして、毒を吸って死んでしまうことになっても、私は健気な息吹を愛でたくなったのだろうか。この手の平で包み込んで、冬の寒さから守ってやりたい……そんな淡い衝動を抱えながら、今も私は、自分の死とそれを天秤にかけている。早くしなければ、蕾はあっという間に枯れてしまうのに。 スポンサーサイト
過激鬱詩注意。 2010-04-20 詩 ブログ拍手ありがとう御座います!泣いて泣いて 泣いて泣いてずっと心で泣き続けている何様だと罵る自分自己嫌悪は止むことなくこんな感情 誰に理解されるのかけれど 秘め続けるには膨れ上がり過ぎた黒い泥沼に沈んでいくああ 私を追い詰める貴方が憎い心底嫌いになって突き放してしまいたい なのに 私自身がそれを許さない ああ もういっそ 誰か私を殺して下さい世界は綺麗で 醜いです人は 優しくて 残酷ですそんな風に思ってしまう穢れた心など要りません断末魔の咆哮を上げ 死に絶える夢
鬱詩。 2010-04-19 詩 4/15 サイト拍手有難う御座います!うつろい。無気力。心は荒れて。常夜の世界へ旅立ちたい。何故こんなにも揺らされるのだ。ただ、そこに存在しているだけなのに。心を蝕む自己嫌悪。こんなに狭量な私を、もう放って置いてくれ。君などとても背負えない。
彼らからの贈り物。 2010-04-04 詩 春の陽光 けぶる桜枝を跳ね回る 小雀たち花の付け根をつっついてぽとりと落とす 贈り物石畳彩る 芸術作品拾って 花束 こしらえましょか地に着く前に 受け止めたら可愛い彼らの 息吹を感じた友人と、生田神社に寄ってきました。桜がもう八分咲きだったのですが、雀が花をつついて、綺麗に形を残したまま落とすんですよ。行動の意味は知らないのですが、雀が落としたってのが、なんだか風雅で良きかな~とか思ったので。浮き浮きしました。空中キャッチした花を途中で失くしてしまったので、石畳に落ちまくっている中から2つ程見繕って持って帰ってきました。しおれてしまいましたが、押し花にしてスケジュール帳に貼っています。
またまた一首。 2010-03-25 詩 荒ぶれる 漢が叫ぶ ゆるせぬと 座して泣かすは 光年の恥なんつって、美化して一首詠んでみましたが、要はむっちゃムカついてるというだけです。自分がもっとしっかり主張してあげたり理解してあげてればなぁ、みたいな意味も込めました。単にそれだけです。
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