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血のように。


蕾が開きかけている。
綺麗で可愛い、真っ赤な蕾。
されどその花は、毒花だった。
育てるべきか、摘み取るべきか、憂いを滲ませ悩んでいる。
小さな小さなその蕾に、紛う事無き命を感じるからだ。
果たして、毒を吸って死んでしまうことになっても、私は健気な息吹を愛でたくなったのだろうか。
この手の平で包み込んで、冬の寒さから守ってやりたい……
そんな淡い衝動を抱えながら、今も私は、自分の死とそれを天秤にかけている。
早くしなければ、蕾はあっという間に枯れてしまうのに。





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過激鬱詩注意。

ブログ拍手ありがとう御座います!






泣いて泣いて 泣いて泣いて

ずっと心で泣き続けている

何様だと罵る自分
自己嫌悪は止むことなく

こんな感情 誰に理解されるのか
けれど 秘め続けるには膨れ上がり過ぎた
黒い泥沼に沈んでいく

ああ 私を追い詰める貴方が憎い
心底嫌いになって
突き放してしまいたい 

なのに 私自身がそれを許さない 


ああ もういっそ 誰か



私を殺して下さい


世界は綺麗で 醜いです

人は 優しくて    残酷です


そんな風に思ってしまう
穢れた心など要りません




断末魔の咆哮を上げ 死に絶える夢

鬱詩。

4/15 サイト拍手有難う御座います!



うつろい。
無気力。
心は荒れて。

常夜の世界へ旅立ちたい。

何故こんなにも揺らされるのだ。
ただ、そこに存在しているだけなのに。

心を蝕む自己嫌悪。


こんなに狭量な私を、もう放って置いてくれ。

君などとても背負えない。

彼らからの贈り物。

春の陽光 けぶる桜
枝を跳ね回る 小雀たち
花の付け根をつっついて
ぽとりと落とす 贈り物
石畳彩る 芸術作品
拾って 花束 こしらえましょか
地に着く前に 受け止めたら
可愛い彼らの 息吹を感じた




友人と、生田神社に寄ってきました。
桜がもう八分咲きだったのですが、雀が花をつついて、綺麗に形を残したまま落とすんですよ。
行動の意味は知らないのですが、雀が落としたってのが、なんだか風雅で良きかな~とか思ったので。
浮き浮きしました。
空中キャッチした花を途中で失くしてしまったので、石畳に落ちまくっている中から2つ程見繕って持って帰ってきました。
しおれてしまいましたが、押し花にしてスケジュール帳に貼っています。

またまた一首。

 荒ぶれる
 漢が叫ぶ
 ゆるせぬと
 
 座して泣かすは
 光年の恥


なんつって、美化して一首詠んでみましたが、要はむっちゃムカついてるというだけです。
自分がもっとしっかり主張してあげたり理解してあげてればなぁ、みたいな意味も込めました。
単にそれだけです。