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2011年01月

少しだけ作家語り。

ブログ拍手ありがとう御座います!


大学は補講期間に入ったというのに、まだレポートラッシュが終わりません。
大きいの2つが今週金曜日に締め切りなのですが、まだ手つかずですどうしよう。
物理学のレポートが4500字なのですが、テーマをエントロピーと相対性理論に絞っていたのに、授業がそこまで行かなくて課題から外されてしまいました。楽しめなくちゃ出来ない子なのに……。相対性理論ちゃんとして欲しかった!自分ひとりでやっても記憶に残らない。。。

そういえば最近、サイトを覗いてくれるオフ友が少し増えました。だからという訳ではないのですが、そろそろ更新しないといけませんね。
なんだかんだと言っていましたが、『悠久』のラキの番外編がとても書きたい。その為にも、もう少し文章崩壊を矯正できるよう、作家さんの本を沢山読みたいと思います。

そういえば、下の記事で書いた作家さんですが、あれは脚本家が上手いと感じたのであって、東野圭吾の小説自体はあまり好みではありませんでした。一冊しか読んでないのに、なにを言ってんだという話なのですが。ファンの方すみません、あくまで私の感覚です。
その点、京極夏彦は味があります。『冥談』を定価で買ったのですが、装丁も然ることながら、文章に命が宿ってるようです。
ぞろぞろと這うように怖い、にもかかわらず美しいのです。なんと抽象的な感想だ。

あとこれは本当に蛇足なのですが、私が生涯尊敬し続ける作家といえば、藤沢周平です。
いわずと知れた時代小説の大家ですが、そんなこととは露知らず、高校の途中にある古書店で100円で売り出されていた文庫を買ったのが出会いでした。『神隠し』という新潮さんの本です。
帰りの電車内で文庫を読み進めていく内に、えもいわれぬ高揚感が湧き上がってきたのを覚えています。えらいものを買ってしまったぞ、この人の作品をもっと読みたい、と思いました。
すでに亡くなっていたと知った時は悲しかったですが、未だに一番好きな作家を訊かれれば、藤沢周平と即答します。
私にとって、夏目漱石といえば神ですが、藤沢周平といえば菩薩です。なんだかよく分かりませんね。

ではでは、今から補講に行くために風呂に入ってきます。
転んでえぐれた膝の傷の所為で、汚い湯船には浸かれませんが。今見たら汁がガーゼに染み広がっていて、なんだかえげつないことになってました。
治りは遅いよと言われた割には、1週間足らずでほぼ塞がっています。最近ではカサブタをなるべく作らないようにして、傷口を保湿させるのがよいと分かってきたそうです。皮膚移植が必要だと言われていた3度の火傷が、保湿させることで約2週間で再生したという写真をテレビで見た時はたまげました。保健室の先生も同じことを言っていたので、間違いないのでしょう。
♪かさぶたぶたぶかさぶた~ は、本当はいらない子だったんですね……。なんだか切ない。

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